KYL

Kobe, Hyogo/Sep. 2021
 神戸の西、丘陵を上がった先に神戸の地場産業の一つとして肝いりで昭和40年代に造られた木工団地。しかし、時代の浪と共にその機能は少しずつ様変わりしている。高い天井を利用したボルダリング教室等様々な用途に置き換わってきている。その一角に、障害者支援施設として改修。木工の機械をそのまま利用し活動に生かす活動内容をプログラム。建物の寿命よりも建物用途の寿命の方が短いケースも多く見られる。なににでも転用できるように建物を作っておくことの大切さと柔軟にそれに挑む気持ちが大切だと実感する。
Photography:S.Yamashita

つむぐ学舎 こづかやまLaboratory
神戸市垂水区小束山本町1丁目4−13

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