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Nov./2017
 猫と住む家を特集する雑誌の取材に同行してみると、そこには歯科医院に勤める猫好きのNさんと猫がのんびりとした暮らしがあった。

Feb./2017
 どれくらい前だったか、事務所の隣に越して来た赤い小さな丸い眼鏡をちょこんとかけ白髪を小ざっぱりと後ろで短くまとめた女性から廊下で知り合いの家をいつか見てあげて欲しいと立ち話をしたのは。

 その建物は、事務所と自宅とのほぼ中間に位置した1990年代後半に建てられた曲面のガラスと石張りのエントランスとは対照的に室内は、既にどこにでもあるような一般的な間取りにそれなりの仕上げでリフォーム済みだった。
 ここに夏みかんのような色の瞳を持つ小さな黒猫と共に過ごす家を創る。

 リビング、ダイニング、キッチンそれと鏡と手洗いを備えたトイレをパブリックゾーンとし、寝室と洗面所、クローゼットを一部屋に納めその隣に脱衣室、洗濯室、浴室を配したプライベートゾーンの二つに分け、そのゾーンを区切る幾つかの扉には、猫用の扉を設け、リビングの一角の天井が低く抑えられたイングリヌックの正面の本棚には、猫も最上段まで上がれるように棚を切り欠いている。それらを幅の広い優しい木目をしたカエデのフローリングと基本となる三色と素材の持つ色でそっと包むように仕立てた。
 バタバタと30年住み慣れた小さなアパートから越して来た夜に思ったほど驚きもなく昔から住んでいるような気がするとの携帯メールには、床暖房の床に伸びた黒猫の写真が添付されていた。