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Dec./2017
 三つの市境になっている大きな河の側の南西の角地に建つその家は、周辺の他の家とは醸し出す雰囲気が明らかに異なっていた。白いタイル貼りのポーチを抜け玄関扉を開けると大きな吹き抜けに鋳物でつくられた螺旋階段がどっしりと構えていた。吹き抜け以外ほぼ総二階のこの戸建住宅を全面改装する。
 入母屋の屋根がかかる4分の1を吹き抜けにし、残りの4分の3の二層分を居室とする。一階部分は、プライベートな空間とし、寝室、ウオークインクローゼット、室内干しの部屋等。新たに架け替えた階段を上がり、杉板を帯鋸で挽いいた状態で組み合わせた納屋にあるような建具を開けるとそこは、複雑に掛けられた梁や貫が気にならないよう、壁の途中から色を変え、高さ1.5mもある銅板で作った照明が天窓から静かに降り注ぐ冬の光に鈍く光っている。

 最初、家を建てたいと相談に来られたときは、土地どころか住むエリアさえ決まっていなかった。どうやって住む場所を決めて家を建てればいいのかという相談内容だった。それが、その数ヶ月後まさか小学生の頃、近所に出来た「いつかこんな家に住みたいな」と想い続けたその家を買い、そしてその家を改装して住む事になるとは想像もしていなかったと。全く同感だ。