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Aug./2004
 GCPのクライアントから今度は自分たち家族が住むための家を改装して欲しいとの依頼。前回の非常にシンプルな要望だけを受け、あとは自由に、というスタイルは今回も同じ。芦屋市に建つ1987年に竣工した100平米を超す集合住宅の全面改装。全室床暖房、全室空調。家全体を常に同じ温度に保つことが条件の1つ。家全体の中にはもちろん、廊下、洗面所、トイレ、浴室も含まれている。あとは自由。

 クライアントが望んでいるのは、街中にいながらの大人のリゾート。
環境を整えるのは、室内に設置する設備機器だけではない。街中に建つこの建物は、外部からの音の侵入にも気を使う。コンクリートとサッシの間、建物竣工当時に詰められているモルタルの全ての箇所を充填し直し、外部からの音を遮る。主な部屋の窓には、真空ペアガラスを入れ、さらに部屋内にもサッシを取り付ける。ここまで行えば、不要な音の侵入と内部の空調への影響もほとんど無くなる。
 心地よい環境は、温度だけで作られるモノではない。音、光、色、五感全てが調和して初めてそれが生まれると実感する。

 照明計画では、殆どの部屋で照明器具の姿を隠し、必要な光の量を繊細にコントロールしている。例えば、廊下の照明には2枚のフロストガラスの間にLEDを入れ、壁面全体が照明器具化している。
床は全て真っ白なタイル。壁は、真っ白な塗り壁。家具は全て黒檀。色のコードは白と焦げ茶の2種類。色のコードが少ないことで、家全体が背景に徹している。
ここにいると、時間の感覚がなくなってくる。

 

  

  

 

 

 

Nov./2003
 改装前は、床が薄グレーのカーペット、壁はビニールクロス貼り。キッチンは、閉ざされ薄暗い。